●今月の読み切りコラム
6)夜中にモッコリ! 〜黒胡麻酒〜
私に、拙書「元気酒」を書こうと、決意させた出来事です。
40歳を過ぎた頃から、晩酌が本格焼酎中心になり、いろんな素材の焼酎を試していました。胡麻焼酎の上品な風味と香ばしさが気に入り、さらに胡麻の風味とコクがほしくなり、黒胡麻の浸漬酒を作りました。黒胡麻の健康情報も耳にしていたので、これが美味ければ一挙両得ってところです。
買って来た黒胡麻を乾煎りし、ホワイトリカーを注いで1ヶ月、薄墨色に仕上がりました(本当は半年くらい置くと、真っ黒になるのですが、“待て”が効かない性格なのです)。早速、いつものように水割りにして飲んでみました。予想に違わぬ奥深い香ばしさがあり、なかなかの美酒です。「薬酒じゃないからいいか」ということで、結局3杯飲んでしまいました。
ところがその夜中のこと、突然目が覚めたのですがなんと“ムスコ”がカチンカチン状態。
いったいどうしたんだ!
この体験以来、ワイン・ビール・焼酎・日本酒・他の薬酒類と黒胡麻酒を比較確認したところ、黒胡麻酒では80%以上の確率で同じ現象が起きたのに対し、一般の酒類では全く起こりませんでした。これは私だけに特異な現象かもしれません。
が、ひょっとしたら、あなたの体にも大異変が起こる可能性は否定できません。身近な素材の中に潜む、世にも恐ろしい(嬉しい?)出来事。なーぜだー?
◎黒胡麻:ゴマ科 ゴマの一品種 熱帯アフリカ原産の一年草
学名:Sesamum indicum
25度以上の原酒1800mlに対し、黒胡麻300〜400gを加えて漬け込む。2ヶ月以上置くとよいが、待てない人は1ヶ月くらいからどうぞ。なお、乾煎りしてから漬けた方が、断然香ばしくて美味しく仕上がる。長期保存する場合は、半年くらいで濾し、細口瓶で保存しましょう。まあ、残ればの話ですが。
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